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知らないと損!医療保険・がん保険の基礎知識まとめ

共済と医療保険を比較!結局どっちがいいのか

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「共済」「医療保険」加入するならどちらがいいのか。

頭を悩ませている方も多い印象。

基本的に、共済のコスパは抜群です。

とにかく掛け金重視の方

月々の支払いを抑えて保障を持っておきたいのであれば共済から検討することをおすすめします。

「都道府県民共済」「コープ共済」「全労災」「JA共済」ここらへんが代表的な共済ですね。

共済を選ぶのであれば上記の中から選んでおくのが無難かなと思います。

ただ、共済に加入する前に最低限共済の特徴は押さえておいたほうがいいでしょう。

掛け金が安い

保険会社は営利企業です。

保険は助け合いの商品といっても利益を生み出さなくてはいけません。

共済は、民間の保険会社と違い非営利事業です。営利を求めないため、掛け金を抑えてそれなりの保障を準備することができます。

比較してみると分かりますが、民間の医療保険と同じような保障内容でも共済の方が料金を安く抑えられることがほとんど。

掛け金が手軽というのが共済最大の利点です。

割戻金がある

掛け金の運用益(余剰金)に関しては、加入者に割戻されます。

営利を目的としないというの大きいですね。

掛け金の2.30%以上払い戻しされるということも決して珍しくはありません。

公式HPで前年度の払戻金を確認できることも多いため共済に加入するのであれば一度確認しておくことをおすすめします。

ただでさえ掛け金が安いのに割戻金が発生するケースも多い

このあたりが共済はコスパ抜群と呼ばれる要因でもあります。

掛け金が一律

民間の保険の場合、保険料は被保険者の年齢ごとに細かく設定されています。加入年齢が一歳違うだけで保険料が異なるのが一般的。

その反面、共済は年齢に関係なく掛け金が一律です。

「○○歳まで加入できます」といった加入年齢に制限を設けている場合がほとんど。加入年齢制限ギリギリの方からすれば「リスクの少ない若者と同様の掛け金」で加入できるというのは大きなメリットですよね。

20歳と50歳では給付金を受け取る確率は50歳の方が明らかに高いですからね。

それでも、掛け金は一律。

保障が減る・満期がある

民間の保険会社の場合、加入時の年齢で一生涯保障というのものが基本です。

※更新型の保険も多々あります。

共済は、一定の年齢ごとに保障が減っていき最終的には保障が完全に無くなるというものがほとんど。

85歳で保障が完全に無くなるものが多いです。

若い時は安くて保障も手厚くコスパ抜群ですが、一定の年齢を超えると必ずしもそうとは言えなくなってきます。

それでも営利を求めない分、保険と比較すると割安なことが多いですけどね。

まとめ

割安な掛け金で医療保障を持ちたいというのであれば、共済の方が良いでしょう。

最近の共済は特約も充実してきています。

がん保障強化特約、三大疾病充実特約、女性疾病特約等々。

主契約は一番安いプランで、好みの特約を付加しておくというのが個人的なおすすめ。

弱点としては、一生涯の保障を持ちたいという方の意向には沿わないという点。

一生涯の医療保障を持ちたいのであれば医療保険を選択したほうがいいでしょう。

 最近は、終身タイプの共済も出てきましたが保険と比較して優位性を感じません。

割安な掛け金+割戻金のインパクトは大きいですが、共済の弱点も把握したうえで検討しましょう!