失効には要注意!復活が出来ない医療保険もある
保険料の払い込みが滞ると保険は効力を失います。
といっても、保険料を払えなくなったからといって急に保障が無くなるといったわけではありません。
入り用があってたまたま残高不足で引き去り出来ずということもありますからね。
保険料の払い方(月払いか年払いか等)や保険会社ごとに復活の基準は異なります。
復活の具体例
医療保険、口座、月払い、毎月25日引き去りと仮定します。
仮に、4/25日に口座の残高不足などによって保険料の引き去りが出来なかった場合、翌月5/25に2ヶ月分の保険料請求がいくケースがほとんどです。
5/25引き去りができず5月末日までに保険料を振り込まなかった場合は失効になるといった流れです。
※規定は各保険会社ごとに異なります。
失効で一番多いのが口座の残高不足が原因によるもの。
失効すると下記の通り非常に面倒です。
復活までの流れ
保険が失効すると保険会社から保険の効力が無くなったことを知らせる書面が届くのが一般的です。復活可能な商品であれば、大抵は復活までの流れが記載された書面も同封されています。
復活制度があるからといって無条件に復活できるかといえばそうではありません。
復活するためには下記のような条件があります。
・復活のための再審査
過去の給付歴や再度告知書を提出したうえで引き受け可能かを保険会社が再審査します。何度も給付金を請求していれば当然審査は厳しくなります。
しかし、早期失効ではない場合加入した当時に比べると年齢が上がっているでしょう。一般的には、新規申し込みと比較すると審査は緩い傾向にあります。
もちろん引き受けできないケースもありますが、健康状態が以前と比較して悪化しているから復活できないと思い込まないほうが良いでしょう。
・未納分保険料の振り込み
復活する場合は過去に遡って未納分の保険料を振り込まなくてはいけません。
3.4か月ならば何とかできるという方も多いでしょう。
ただ、保険料の払い込みが難しくて失効になってしまった方がそれ以上の保険料を振り込まなくてはならないとなると厳しいのではないでしょうか。
結局振り込みができずに完全失効してしまいます。
失効後、一から加入し直すケースを失効新規などと言ったりもします。
復活できない医療保険の存在
私自身、保険は一定期間内であれば復活できるのが当たり前という認識でした。少し保険に詳しい方であれば復活制度について十分理解しているという方も少なくないでしょう。
医療保険に限ったことでもありませんが復活できない保険もあります。
昔から存在する保険会社は大抵復活制度がありますね。
比較的最近出来た保険会社だと復活制度がないところがチラホラ見受けられます。
・銀行やクレジットカード会社の不手際による引き去り不可。
・口座を変更した際に印鑑不備等で引き去り出来ず。
・口座からクレジットカード、クレジットカードから口座に引き去りを変えた際に手違いで引き去り出来ず。
上記のようなことは誰にでも起こりえます。
いつ何があるかは分かりません。
保険加入の際は復活制度があるのかどうかも注視したほうが良いでしょう。
このブログでは、主に医療保険関連の話題を記事にしているので是非参考にしていただければと思います!