【新型コロナウイルス】災害割増保障を適用する保険会社一覧
当初は、新型コロナウイルス感染症が直接の原因で死亡した場合でも「災害割増保険金」の対象とする保険会社はありませんでした。
現在は徐々に支払い対象とする保険会社が増えてきています。
※場合によっては過去に遡り給付対象
既に災害割増特約の対象となっている感染症と同様に「急激かつ偶発的な外来の事故を保障する災害保障の要件を備えている」と判断されたのがポイントですね。
2020/4/23現在、新型コロナウイルス感染症を直接の原因として死亡した場合に「災害割増保険金」を支払い対象とする保険会社の一覧を下記にまとめました。
災害割増適用保険会社
・アクサ生命
・アクサダイレクト生命
「新型コロナウイルス感染症」による【重要なお知らせ】 | アクサダイレクト生命保険
・アフラック生命
・かんぽ生命
新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う保険金の倍額支払のお取り扱い|お知らせ|かんぽ生命
・住友生命
住友生命保険(公式HP上記「お知らせ」から確認可能)
・第一生命
・日本生命
・フコク生命
・明治安田生命
上記は公式ホームページから確認が取れた保険会社となります。
これだけの保険会社が災害割増適用としています。
現在、災害割増適用外としている保険会社も適用するかを早期に検討していく必要があるでしょう。
全保険会社で統一になるのではないかなと予想していますが現状何とも言えません。
ちなみに、保険とは異なりますが共済も確認してみるとJA共済が「災害死亡共済金等の支払い対象とする」 という公式リリースを出していました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について災害死亡共済金等のお支払対象といたします | 2020年 | お知らせ | JA共済
新型コロナを災害割増の対象とすることについては賛否両論あるでしょう。
現状、日本でのコロナによる死亡率を考えれば保険会社の財務に与える影響はそこまで大きくないかと思います。
ただ、今後死亡者数が爆発的に増えてきたらどうなるか。
原因不明の肺炎による死者数が増加しているとも聞きます。
災害割増対象に踏み切るのは大きな決断です。
私としては、想定外の死という突然の出費に対する保障として、災害割増の適用を早期に判断した保険会社は評価されるべきだと考えています。
自身が加入している保険・共済に災害割増保障という制度があるかどうかは確認しておいて損はないでしょう。
※そもそも災害割増保障という制度がない保険会社もあります。
今後、対象保険会社が増えた場合は記事も更新していきます。